
みなと歯科のコラムをご覧の皆さまはかかりつけ歯科医院がありますか?
自分が勤務する歯科医院に通院されている患者さんに、かかりつけとして認めていただけていますか?
歯科疾患は基本的には慢性疾患です。
その事からも分かる様に、かかりつけ歯科医院を持つ事で状態が把握しやすく、そして病状の安定や改善に結びつけやすいです。
それは口腔内にとどまらず、全人的にです。
よく患者さんにお話しするのですが…「今この瞬間が間違いなく一番若いですよね?
1分後にはどの人も等しくエイジングしています。
現代の寿命は長くなっているので、変わりゆく体調や体力に適応しなくてはならない。
別の言い方をすると上手に生活する事が必要な時代に今生きているわけです。
それは、口腔の中にある歯も同じです。
しっかり噛めて、楽しくお食事する。
長く生きるなら歯で悩む人生を送らずに済む方法を一緒に考えて、取り組んでみませんか?」と。
生まれた瞬間から天寿を全うするまでに、ただ他人任せで管理されていても必ず悪くなります。
どれだけご自身の事を知っていてくれていて、相談しあえて、適切な方法を教えてくれるか。
そして、必要な技術を必要な分だけ提供する。
それがかかりつけ歯科医院の役割だと思います。
