歯周病と免疫力の深〜い関係 その2

みなと歯科のコラムをご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか?

もう師走ですね…

歯周病にとって要注意の季節がやってまいりました。


寒くなるにつれ乾燥も手伝って、風邪を引くなど体調不良に陥りやすい季節に加え、師走の忙しさやイベントも多いですね!

忘年会で飲食が続き、そのまま新年に突入し、お正月行事や新年会など飲食が続く。と言うサイクルが2ヶ月近く続きます。

歯垢はムシ歯や歯周病の細菌の塊ですが、飲食の頻度が増すにつれ、そして糖分の多い飲食物を摂取し続けるにつれ、お口の中で細菌が繁殖します。

歯周病原微生物のタチの悪い細菌はここぞとばかりに悪さをするかもしれません。


楽しいイベントではありますが、年末年始の忙しさも手伝って確実に「免疫力の低下」が起こります。

基本的にその方々が保有している、歯周病源微生物を一時的に減らしても、基本的な微生物の遺伝情報は一生涯変わる事はないといわれているので、免疫力低下が起こった時に、病原体微生物が勢力を増して具体的な症状が現れてきます。

その為に年末年始は「歯肉が腫れた」と急患でいらっしゃる方が多くなる時期です。

しっかり歯を磨き、しっかり休息を取ることを心がけて、素敵な新年をお迎えください✨

歯科衛生士 鈴木育子
歯科衛生士 鈴木育子