
コラムをご覧の皆様こんにちは!
暑〜い、暑〜い夏が終わったと思ったら、急に寒い秋が訪れましたね。
身体が寒さを受け入れる準備が整わないまま、寒暖差のムチで痛めつけれているので、体調を崩されている方も多くいらっしゃいます。
私も先日喉がパンパンに腫れて38度を超す発熱が3日間も続きました。
今でも咳と鼻炎が続いています。
いわゆる『免疫力の低下』というやつですね。
歯周病もこの『免疫』と深〜い関わりがあります。
以前院長工藤先生がコラム内で『マイクロビーム』について書いておられましたね。
歯周病は常在微生物が免疫力の低下により悪さをして歯周病の発症、重症化を招く、日和見感染であるというのが最新の歯周病の考え方です。
簡単に言うと《歯周病の原因菌》と〈免疫〉のバランスが崩れると程度の差はあれど歯周病になる。
そして、歯周病は国民の8割弱が罹患している国民病となっているわけです。
では、治すために、そして予防するためにはどうしたらいいのか?
①炎症のコントロール(歯磨き、クリーニング)
②力のコントロール(噛み合わせのチェックと調整)
一昔前はそう言われてきました。
今は
①炎症のコントロール
②いわゆる栄養障害のコントロール
と考えに変わってきました。
このいわゆる栄養障害というのは、従来からの力のコントロールに加え、ストレスで自律神経のバランスを崩していないか?
栄養(食生活)状態はどうか?
肥満ではないか?
生活習慣は整っているか?などの〈免疫〉に関わるもの全てをコントロールし、炎症の改善をはかろうという考え方です。
特に肥満は歯周病のリスクファクターの一つですので、歯周病治療の注目ポイントになっています。
これからは、歯科での栄養指導や食事指導が多くなってきます‼︎
コラムでも『痛くないクリーニング』と共に『歯周病と免疫力の深〜い関係』もシリーズ化してお送りしようと思います‼︎
