TCHが大問題!その2

皆さんこんにちは。

以前、TCHが大問題!というコラムを掲載させていただきました。

こちらが意外と反響がありまして、もっと詳しく!というお声をいたただきましたので、続きとなります。

↓前回のコラム

TCHが大問題!TCHとは?

TCHをセルフチェック!改善方法は?


長時間のTCHによって引き起こされることは、

・歯の磨耗、歯が欠ける、歯根の破折

・顎関節症

・歯周病の進行の加速

・頭痛、肩こりを引き起こす

等、多くの病気の原因になっています。


実際に、この2か月の間に「TCHをやっていた!」と気付いた方が3人いらっしゃいました。


よくあるパターンは、

☆少し痛くて予約を取ったけど、3日くらいで収まってきたので、来院したときにはもう痛くない。

☆よく診査してみても虫歯はない、歯周病もない。

冷たいものがしみることが多い。

歯の根元が削れてくぼんでいる。

☆かみ合わせのすり減りが大きく、欠けているところがある。

★痛くなったり、治ったりを繰り返している。

このような症状の場合は、私はまずTCHを疑います。


TCHが減少すると、ウソのようにしみるのが収まったり、奥歯の痛みがなくなったりします。

肩こりがすごく楽になったという方もいらっしゃいます。


また驚くべきことに、最近明らかになってきたのが、顎関節症の引き金になってるのではないか?ということです。

企業就労者2203名のアンケートの結果、

一般的な事務作業で仕事中にTCHをしている人 が21.8%なのに対し、顎関節症患者は52.4%と、一般の人の2倍以上という結果が出ています。

参考資料 [講談社] 自分で治せる!顎関節症 監修 木野孔司
参考資料 [講談社] 自分で治せる!顎関節症 監修 木野孔司

オススメの本です! 

顎関節症とTCHには何らかの関連があるようです。


TCHは早めの対処が必要です。少しでも思い当たることがある場合は、お気軽にご相談くださいね。

みなと歯科院長 工藤 仁
みなと歯科院長 工藤 仁